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自衛隊派遣めぐり対応苦心=米意向踏まえ軟化―91年韓国外交文書


 【ソウル時事】韓国外務省は15日、1991年を中心とした外交文書を公開した。90年の湾岸戦争を受けた日本の国連平和維持活動(PKO)協力法制定の動きをめぐり、韓国外務省が、米国などの動向から自衛隊の海外派遣への反対姿勢をトーンダウンさせるなど、対応に苦心していた状況が浮き彫りになった。  日本政府は90年10月の臨時国会に国連平和協力法案を提出したが廃案に。翌91年9月にPKO協力法案を提出し、92年6月に成立した。  当初、韓国側は「日本軍国主義の犠牲を経験した当事国」として、「自衛隊派遣ではない他の形」を求め、事実上派遣に反対する立場だった。しかし、91年5月、当時の駐日大使は本省に「中国は米国との関係がぎくしゃくしており、日本との関係を重視している」と報告。東南アジアを含め、自衛隊派遣に明確に反対する国がほぼ見当たらないことを指摘した。  さらに同年9月、韓国外務省は駐米大使に米国の意向を探るよう指示。駐米大使は、米国務省幹部が「戦後の日本の性格は軍国主義日本とは質的に違う」と述べ、「域内国家は変貌した日本の現実を認めるべきだ」と、事実上韓国の抑制した対応を求めたことを報告した。 【時事通信社】 〔写真説明〕1992年、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づいてカンボジアに派遣された自衛隊
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