殺人容疑で長女再逮捕＝ベランダ女性遺体―栃木県警

　栃木県上三川町の住宅ベランダで女性の遺体が見つかった事件で、県警は１４日、殺人容疑で長女の自称イラストレーター橋本志穂容疑者（２８）を再逮捕した。黙秘しているという。県警は殺害の詳しい経緯や動機を調べる。 　逮捕容疑は２月中旬ごろ、同町天神町の自宅で、母親の啓子さん（５４）の頭部を刃物で多数回切り付けるなどして、頭蓋内損傷で死亡させた疑い。　 　県警によると、２人は同居していた。３月８日に啓子さんの勤務先から無断欠勤していると連絡があり、所在確認のため訪れた警察官が室内で血痕のようなものを見つけた。その後、住宅内を調べたところベランダで遺体を発見。同２４日に死体遺棄容疑で橋本容疑者を逮捕していた。（了）【時事通信社】