米、キーウに高官派遣か＝国務、国防長官が有力―報道

　【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコ（電子版）は１３日、複数の米当局者の話として、バイデン政権がウクライナの首都キーウ（キエフ）に高官を派遣することを検討していると報じた。ブリンケン国務長官やオースティン国防長官が有力視されているという。 　ロシア軍が撤収して以降、キーウには欧州連合（ＥＵ）のフォンデアライエン欧州委員長やジョンソン英首相らが相次いで訪れた。米政権高官が現地入りすれば、米ウクライナの連帯を示すことにもなり、ポリティコは「両国にとって非常に象徴的な訪問になる」と伝えた。 　ただ、同紙によれば、訪問時期は未定で、戦況次第で見送られる可能性がある。派遣が決まったとしても、安全上の理由から事前に日程は発表されない見通しという。　【時事通信社】 〔写真説明〕ブリンケン米国務長官（左）とオースティン国防長官＝１１日、ワシントン（ＡＦＰ時事）