「ジェノサイド」非難に反発＝ウクライナ侵攻でロシア

　ロシアのペスコフ大統領報道官は１３日、バイデン米大統領がウクライナ侵攻に伴うロシア軍の行為を「ジェノサイド（集団殺害）だ」と非難したことについて、「状況を歪曲（わいきょく）する試みで容認できない」と反発した。タス通信が報じた。 　１２日に拘束されたウクライナの親ロシア派の政治家メドベチュク氏をめぐり、ゼレンスキー大統領がロシアで捕らえられているウクライナ国民との交換を呼び掛けていることに関しては、「メドベチュク氏はロシア国民ではない」として否定的見解を示した。 　ペスコフ氏は一方で、「（メドベチュク氏の）立場は常にオープンでロシアと秘密の関係を持ったことはない」と強調した。　【時事通信社】