starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

悲しみ和らぐも心配尽きず=フィリップ殿下死去から1年―英女王


 【ロンドン時事】エリザベス英女王(95)が夫のフィリップ殿下を99歳で亡くしてから9日で1年。最愛の伴侶を失った悲しみは幾分和らいだようで、謁見(えっけん)やレセプションなどの場では晴れやかな笑顔を欠かさない。一方、性的虐待問題を抱える次男アンドルー王子(62)の名が新たに詐欺疑惑で取り沙汰された。女王の心配は尽きそうにない。  女王は2月、英王室で歴代最長の在位70年を迎えた。居城ウィンザー城での記念式典をはじめ、5月から6月にかけて予定されるメイン行事の準備が着々と進む。  昨年10月に診療のため一晩入院した女王は、その後、医師から静養を助言された。2月には新型コロナウイルスに感染。コロナからは回復し、大きな健康不安は伝えられていないが、今も公務を控えめにしている。  昨年来、女王の足取りが目立って遅くなり、10月以降、公の場でも歩行の際につえが手放せなくなった。「見ての通り、動けないのよ」。2月中旬、謁見に訪れた国防幹部に足の不自由をさらりと「白状」した。  在位70年の祝賀に影を落としたアンドルー王子の性的虐待疑惑は2月、米裁判所に被害を訴えた女性との間で和解が成立。訴訟は幕を閉じたが、疑念が晴れたわけではない。3月末には、トルコの資産家女性が元大手銀行員を訴えた大規模な詐欺疑惑に関連し、金の一部が王子側に支払われたと伝えられた。訴訟の成り行き次第で、王室に頭痛の種が加わる可能性がある。 【時事通信社】 〔写真説明〕エリザベス英女王(中央)とアンドルー王子(手前右)=3月29日、ロンドン(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.