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米欧「戦争犯罪」追及強める=ロシア追加制裁も検討―ウクライナ民間人殺害


 【ブリュッセル、ワシントン時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャなどでロシア軍の撤退後、民間人とみられる多数の遺体が確認されたことを受け、米欧は「戦争犯罪」だとロシアを一斉に非難し、国際法廷で責任を追及する姿勢を強めている。ロシアに追加制裁も科し、プーチン政権への圧力をさらに強める構えだ。  ブリュッセルで今週開く先進7カ国(G7)や北大西洋条約機構(NATO)の外相会合などで、協調した対応を打ち出すことを目指す。  バイデン米大統領は4日、プーチン大統領について「残虐で、ブチャで起きていることは常軌を逸している」と記者団に指摘し、改めて「戦争犯罪人だ」と糾弾。国際法廷で裁くため「あらゆる詳細な証拠を集めるべきだ」と訴えた。  米国務省のプライス報道官は記者会見で、米政府が既にウクライナ検察当局の捜査に協力しており、専門家も派遣したと説明した。  欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談。ツイッターに「EUはウクライナの検察と連携して戦争犯罪を立証するため、合同調査チームを派遣する用意がある」と投稿した。戦争犯罪や人道に対する罪で捜査している国際刑事裁判所(ICC)検察官との連携も進める方針だ。  ジョンソン英首相もツイッターで「英国は、見境がなく許し難い殺りくが起きているのを傍観しない」と強調。「裁きが下るまで、われわれが休むことはない」と責任を追及する決意を示した。  追加制裁をめぐっては、EUや英国に続きバイデン氏も4日、検討していることを明らかにした。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者会見で、週内に制裁を発表する見通しだと指摘。詳細には触れなかったが、「エネルギーに関連した制裁」について欧州諸国と内容を詰めているという。 【時事通信社】 〔写真説明〕4日、米ワシントンで、報道陣の取材に応じるバイデン大統領(AFP時事) 〔写真説明〕欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=1日、ブリュッセル(AFP時事) 〔写真説明〕ジョンソン英首相=3月29日、ロンドン(AFP時事)
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