脱線車両の一部、仙台駅に＝東北新幹線、状態調査へ―ＪＲ東

　ＪＲ東日本は３１日、福島沖を震源とする最大震度６強の地震で脱線した東北新幹線「やまびこ２２３号」の車両の一部を、けん引車につないで仙台駅に移送する作業を始めた。 　この日は脱線現場と白石蔵王駅から計６両を仙台駅に運ぶ。今後、残りの車両も運び、最終的には新幹線総合車両センター（宮城県利府町）に搬入して状態を詳しく調べる。 　やまびこ２２３号は福島―白石蔵王間で１７両中１６両が脱線した。東北新幹線の一部区間は現在も不通となっており、全線での運転再開は４月２０日前後となる見通し。（了）【時事通信社】