starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「厳粛に受け止め」=判決に軽く一礼―日大前理事長の田中被告


 「被告人を懲役1年に処する。3年間刑の執行を猶予する」。29日に東京地裁で言い渡された脱税事件の判決で、日本大学前理事長の田中英寿被告(75)は裁判長が主文を読み上げると、軽く一礼した。閉廷後は「厳粛に受け止めております」とのコメントを出した。  午後1時半から始まった公判。かつて「日大のドン」と呼ばれた田中被告は、被告席から証言台の方へゆっくりと移動した後、体を支えるように台に両手をついた。裁判長から氏名を問われると、低い声で「田中英寿」とだけ答えた。  判決文の朗読中は肩をすぼめた。「単純ではあるが大胆な手口で、虚偽過少申告の意図は明白」「動機は身勝手」などと批判されても、前かがみで座ったまま、反応を示さなかった。  最後に裁判長が主文を繰り返し、控訴する場合の手続きを説明。田中被告は再び証言台に手をついて立ち上がった上で一礼し、緩慢な足取りで法廷を後にした。判決言い渡しは10分に満たなかった。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.