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ウクライナ人道決議採択=140カ国賛成、ロシア再び孤立―国連総会


 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は24日、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる緊急特別会合で、深刻化する人道危機を「ロシアによる敵対行為の悲惨な結果」として遺憾の意を表明し、民間人保護などを求める米欧主導の人道決議案を140カ国の賛成多数で採択した。ロシアなど5カ国が反対し、中国やインドなど38カ国が棄権した。  今回のウクライナ侵攻を受けた国連総会決議の採択は、2日のロシア非難決議に続き2回目。安保理決議と異なり法的拘束力はないが、141カ国が賛成した前回と同程度の支持が集まり、ロシアの国際的孤立を改めて浮き彫りにした。  強い賛同を示す共同提案国は、日本を含む90カ国に上った。採決では、前回棄権したバングラデシュやイラクなど4カ国が賛成に回ったが、ブルネイやソマリアなど5カ国が、賛成から棄権や無投票となった。反対は前回と同じロシア、ベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリアだった。  トーマスグリーンフィールド米国連大使は、決議採択を「きょう、世界は(ロシアの)プーチン大統領による不当でいわれのない侵攻を前に、再び団結した」と歓迎した。ロシアのネベンジャ国連大使は「ロシアを非難するためだけの偽りの決議だ」と反発した。  会合では「コンセンサス(議場の総意)での採択が必要だ」と主張する南アフリカが、ロシアに言及しない独自の人道決議案を提出した。ロシアや中国などが支持したが、ウクライナのキスリツァ国連大使が「一切相談を受けていない」と異議を申し立て、採決に付すかどうかを問う投票を実施。反対が賛成を上回り、採決されず廃案となった。 【時事通信社】
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