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国連総会、人道危機に憤りの声相次ぐ=安保理はロシア案否決


 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は23日、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり緊急特別会合を再開した。ウクライナで深刻化する人道危機に各国から憤りの声が噴出。民間人保護などを求める米欧主導の人道決議案を24日に採択する見通しだ。  ロシアは特別会合について「反ロシアの政治ショーだ」と反発。同じ時間帯の安保理会合の開催を要請した。安保理ではロシア作成の人道決議案が採決に付されたが、賛成したのはロシアと中国のみで、残る理事国13カ国が棄権して否決された。  侵攻開始から1カ月となり、犠牲者や避難民が増え続ける中、今月2日以来の開催となった総会特別会合に登壇したウクライナのキスリツァ国連大使は、「このひと月で老若男女のウクライナ人数千人が命を落とした」とロシアを非難した。  総会人道決議案の共同提案国に名を連ねる日本の石兼公博国連大使は演説で、「常任理事国が国際の平和と安全を維持する義務に反しているのを目の当たりにしている」と指摘した。特別会合はウクライナのゼレンスキー大統領が、日本の国会で国連改革の必要性を訴えた数時間後に始まった。  一方、安保理で否決されたロシアの人道決議案には、ベラルーシ、シリア、北朝鮮が共同提案国に名を連ねた。ロシアの責任に言及しておらず、米欧などが「ロシアが攻撃をやめればいいだけだ」として受け入れを拒否した。 【時事通信社】
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