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大麻検挙、最多5482人=「電子たばこ用」1割―20代以下で増加・警察庁


 全国の警察が昨年、大麻事件で検挙した人が前年比8%増の5482人となり、5年連続で過去最多を更新したことが24日、警察庁のまとめで分かった。20代以下で増加し、近年問題化している電子たばこ用の「大麻リキッド」などと呼ばれる濃縮物の検挙は1割に上った。  大麻リキッドは、大麻草から幻覚作用のある成分を抽出し、濃縮して作られる液体。電子たばこのカートリッジに注入して手軽に吸えるため、広まっているとみられる。  同庁は、大麻リキッドなど大麻の濃縮物に関して初めて集計。検挙者は全体の10%の573人で、押収量は22キロだった。密輸入での検挙件数は39件で、全体の約半数を占めた。   大麻事件全体の検挙者は、20代が前年比11%増の2823人で最多となった。次いで20歳未満が同12%増の994人で、中学生が8人、高校生が186人いた。  検挙者のうち829人を調査したところ、大麻について「危険性の認識がない人」は77%に上った。売買や誤った情報の拡散にインターネット交流サイト(SNS)が関与しているケースは多く、同庁は摘発や広報啓発を強化する。  覚せい剤事件の検挙者は減少傾向にある。薬物事件全体に占める割合は、2012年は1万1577人で86%を占めたが、7824人だった昨年は56%まで低下。一方、大麻は12年の11%から昨年は39%まで上昇した。(了) 【時事通信社】
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