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評価一転「真の愛国者」=ゼレンスキー大統領支えるウクライナ国民


 日本の国会でオンライン演説したウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが侵攻した後も首都キエフにとどまり、ツイッターなどを通じて国民を鼓舞する。各国議会での外交演説を精力的にこなす姿に、国民は「真の愛国者」とたたえ、大統領の活動を支えている。  激戦地の北東部ハリコフから故郷のクリブイリフに避難したドミトリーさん(19)は、メッセンジャーアプリを通じて「脅威にさらされても逃げなかった。真の愛国者だ」と称賛した。2019年の大統領就任後は「税金の引き上げや汚職などがあり、あまり支持していなかった。今では誰もがそれを忘れている。戦後の行動を注意深く見たい」とした。  南部ミコライウに住むドミトロさん(27)も「彼は映画や番組の制作会社をロシアに持っていた。親ロシアの大統領になると思ったので反対だった」。しかし、就任後はウクライナ語の保護に努める姿勢などで評価は変化した。  「英国での外交演説ではロンドン大空襲を、米国では真珠湾攻撃を説いた」と、それぞれの国民感情を引き付ける言葉をうまく使っているとし、「キエフ脱出を提案されたのに逃げず、国防のリーダーになった」と評した。  オデッサのフセボロドさん(29)も不支持だった一人。「素晴らしい企業家だったが、政治経験がない。ビジネスや医療改革よりも、腐敗が深刻だった司法や警察改革を優先すべきで、政治決定はあいまい」と見ていた。しかし、「就任後にウクライナ語も習得した。侵攻後は最善を尽くし、数々の決断で尊敬するようになった。今ではほとんどの人が支持している」と語った。 【時事通信社】
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