低気圧東進、太平洋側大雨警戒＝東北は大雪も―気象庁

　前線を伴う低気圧が九州の西海上から東へ進んだため、１８日午前は沖縄・奄美と九州南部で大雨になる所があった。低気圧は西・東日本の南岸を経て、１９日には急速に発達しながら三陸沖を北上する見込み。気象庁は１８日は沖縄・奄美と西日本の太平洋側、１８日夜から１９日明け方は関東南部や伊豆諸島で大雨に警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要。 　１８日夜遅くから１９日にかけては、東北の太平洋側で大雨や大雪になる所があるとみられ、福島県沖地震で揺れが強かった地域では特に注意が必要。海上は暴風や暴風雪、高波が予想される。 　１９日午前６時までの２４時間予想雨量は多い所で、九州南部と伊豆諸島１５０ミリ、沖縄と関東南部１００ミリ、奄美８０ミリ、東北の太平洋側５０ミリ。同降雪量は東北太平洋側の山沿い３０センチ、平地２０センチ。 　その後、東北太平洋側では２０日午前６時までの２４時間予想雨量が約５０センチ、同降雪量が山沿い３０～５０センチ、平地２０～４０センチ。　（了）【時事通信社】