「ビン玉ストラップ」が好評＝高知県室戸市〔地域〕

　高知県室戸市の漁師が作る、漁具の「ビン玉」（浮き玉）を模したストラップが好評だ。２月から販売を開始し、１３０個ほど売れているという。制作している村崎剛さん（５０）は「室戸のお土産物の一つになってほしい」と話している。 　村崎さんは、２０１７年に市内へ移住し、キンメダイなどの漁で生計を立てていたが、２１年の水揚げ量は平年の３分の１ほどに低迷。生活の足しになればと、ストラップ作りを始めた。 　ビン玉はガラス製で中が空洞となっており、ロープにくくり付けて昭和の半ばまで定置網漁などで使われていた。ストラップはビー玉を綿糸で縛ったもので、網目模様が特徴。１個１５００円（送料・税込み）で現在はネット販売のみだが、道の駅や郵便局でも販売する予定。　（了）【時事通信社】