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ロシア、国際的孤立に拍車=原油禁輸、有名ブランド閉鎖


 【ロンドン時事】ロシアの国際的孤立に拍車が掛かっている。8日には米英がロシア産原油の輸入禁止を表明。マクドナルドやコカ・コーラ、スターバックスといった世界的に有名なブランドも相次いでロシアでの店舗の一時閉鎖や事業停止を発表した。  「ロシアで30年以上営業し、地域社会にとって不可欠な存在となっている」。米ファストフード大手マクドナルドのケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は8日、店舗の一時閉鎖を発表する文書で無念さをにじませた。  1990年1月にモスクワで1号店がオープンした際は長蛇の列ができた。翌年にはソ連が崩壊するなど、東西冷戦の終結を告げる資本主義の象徴的ブランドの進出だった。東欧メディアのNEXTAによると、今回の営業停止発表を受け、8日夜も別れを惜しむようにロシアの店舗の前には行列ができたという。  8日はロシアの主要輸出品である原油の取引にもブレーキがかかった。米国はロシア産原油の輸入を即時停止し、英国も年内の禁輸を決定。原油の約3割をロシアからの輸入に頼る欧州連合(EU)も、2030年までにロシア依存から脱却すると打ち出した。  制裁対象になる前からロシアの原油輸出は大幅に落ち込んでいる。クワーテング英エネルギー相は「ロシア産原油の70%近くは買い手が見つからずにいる」と指摘。エネルギー専門メディアのエナジー・インテリジェンスによると、ロシアの原油輸出はウクライナ侵攻前の約3分の1に落ち込んでいるという。 【時事通信社】 〔写真説明〕マクドナルドのロシア(旧ソ連)1号店に並ぶ人々=1990年1月、モスクワ(AFP時事)
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