宇宙飛行士応募１５６３人＝過去最多、女性は２割―ＪＡＸＡ

　宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は４日正午、１３年ぶりとなる宇宙飛行士の募集を締め切った。応募者は過去最多の１５６３人だった。女性の比率は、前回２００８年の約１３％から約２０％に増えた。 　日本が参加を表明している国際月探査計画を視野に入れた募集で、選ばれた飛行士候補は日本人初の月面着陸を果たす可能性もある。選抜人数は若干名の予定で、結果は来年２月に発表される。 　多様な人材獲得のため、学歴要件や身長制限を緩和した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、応募書類のうち健康診断結果などの提出期限を４月４日まで延期しており、最終的な応募者数はさらに増える可能性があるという。　（了）【時事通信社】