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はっきり通る声で謝罪=岡口判事、法廷で堂々―弾劾裁判


 「表現行為には不適当なものもあり、深くおわびしたい」。2日に国会の裁判官弾劾裁判所で開かれた初公判で、岡口基一判事(56)ははっきりとよく通る声で謝罪した。  午後1時前、岡口判事は弁護士8人と共に弾劾裁判所がある東京都千代田区永田町の参院第2別館に到着。濃紺のスーツに緑のネクタイを締め、やや硬い表情で建物の中に入った。  裁判は午後1時半に開廷。陳述席に立った判事は、人定質問に「岡口基一と申します」と大きな声で堂々と応じた。  裁判官訴追委員会の委員長が朗読した訴追状の認否を問われ、「この裁判に至ったことは冒頭でおわび申し上げたい」と直立のまま謝罪した。ただ、自身の表現が不適当だったことは認めたものの、具体的な内容は明らかにせず、認否も弁護人に委ねると話した。約30分で閉廷し、裁判長席に軽く頭を下げて退廷した。  弾劾裁判所によると、一般傍聴19席に対し249人から傍聴申し込みがあった。  公判後に会見した弁護団の野間啓弁護士は、これまでの裁判官罷免は刑事事件などに限定されていると強調。「表現行為での法曹資格剥奪はやり過ぎだ。司法の独立や裁判官の萎縮など、非常に大きな影響がある」と訴えた。(了)【時事通信社】
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