starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

核脅迫のプーチン氏非難=平和賞受賞者「キューバ危機より危険」


 昨年のノーベル平和賞を受賞したロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」編集長ドミトリー・ムラトフ氏ら歴代受賞者2人が1日、ウクライナ情勢をめぐって共同声明を出し、軍事侵攻を進めるロシアのプーチン大統領が「核兵器の使用も辞さないと脅している」と強く非難した。その上で「国際社会の平和と安全にとって未曽有のリスク」に直面していると警鐘を鳴らした。  声明を発表したのは、ムラトフ氏と、2017年に受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長。  ノーバヤ・ガゼータ紙サイトに掲載された声明は「(米ソ対立で核戦争の危険が高まった1962年の)キューバ危機の時よりも危険だ。差し迫っている核兵器の紛争の緊張緩和に向け、ロシアは早急に措置を講じる義務がある」と強調。核戦力の態勢強化の命令を撤回するようプーチン氏に迫り、核兵器の廃絶にも取り組むよう求めた。  また、「ロシアおよび欧州、世界の全体で人々が通りに繰り出し、違法で正義のない戦争をやめるよう要求している」と指摘。ロシアで「反戦デモ」の拘束者が7000人近くに上っていることなどを念頭に「すべての国家が民主主義と言論の自由を支持するよう呼び掛ける」と述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」編集長ドミトリー・ムラトフ氏=2021年12月、オスロ(AFP時事) 〔写真説明〕国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長=2021年6月、ジュネーブ(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.