米大統領の対話継続姿勢を歓迎＝「前向き」とロシア

　【モスクワ時事】ロシアのペスコフ大統領報道官は１６日、バイデン米大統領が１５日の演説でロシアと対話を継続する意向を示したことについて、「前向きなことだ」と歓迎した。タス通信が報じた。 　ペスコフ氏は、バイデン氏がロシア国民に「あなた方は米国の敵ではない」と呼び掛けたことに関しても、「世界で最も強い国家の一つである米国の大統領がロシア国民のことを本当に考えているというのは歓迎できる」と評価。しかし、ロシアがウクライナに侵攻した場合の制裁をバイデン氏が改めて警告したことを念頭に「脅しがなければ、ロシア国民により感銘を与えていただろう」とも語った。　【時事通信社】