１１カ月娘、暴行死疑い＝母親を逮捕―福岡県警

　生後１１カ月だった娘に暴行し死亡させたとして、福岡県警田川署は１６日、傷害致死容疑で母親の松本亜里沙容疑者（２５）＝同県糸田町＝を逮捕した。容疑を否認しているという。 　逮捕容疑は２０１８年７月、長女笑乃ちゃんの頭部に強い衝撃を加え、死亡させた疑い。 　県警によると、松本容疑者が「娘の様子がおかしい」と１１９番した。搬送先の病院から虐待の疑いがあると相談があり、捜査していた。医師らの所見などから、故意に暴行を加えたと判断したという。　 　松本容疑者は事件当時、笑乃ちゃんとその父親との３人暮らしだった。事件前、県警に虐待の疑いなどの通報はなかったという。（了）【時事通信社】