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2番手以降の底上げ急務=活躍光った小林陵〔五輪・スキージャンプ〕


 【北京時事】ノルディックスキーのジャンプは14日の男子団体で全種目を終了し、日本勢のメダルは男子の小林陵侑(土屋ホーム)が獲得した個人ノーマルヒルの金、個人ラージヒル銀の計2個だった。ジャンプ陣の金は1998年長野五輪以来24年ぶり、メダル2個は2大会ぶりとなった。  エースが期待通りの活躍を見せた一方で、男子2番手の佐藤幸椰(雪印メグミルク)は会場のジャンプ台への対応に苦しみ、小林潤志郎(同)と中村直幹(フライングラボラトリー)も力を出し切れなかった。小林陵以外は個人種目で入賞できず、強豪国と比べ層の薄さが浮き彫りになった。  男子団体は5位に終わったが、宮平秀治コーチは「世代交代ができたのは大きかった」と言う。葛西紀明(土屋ホーム)、伊東大貴(雪印メグミルク)という長くチームを引っ張ってきたベテランを、20代中盤の佐藤らが押しのけてメンバー入りした形。今後も海外遠征メンバーに若手を加えてチーム内の競争を促し、強化を図る必要がある。  女子の高梨沙羅(クラレ)は金メダルに狙いを定めたが、近年の急激な競技レベル向上の中で勝つ難しさを改めて思い知らされた。伊藤有希(土屋ホーム)らもトップ20に入り健闘はしたが、物足りなさは残った。  混合団体では高梨が1回目にスーツの規定違反を取られながらも4位。他チームにも違反続出の荒れた展開となったが、実力的にはメダルを取れる可能性があると確認できた。日本選手団の原田雅彦総監督は「世界の強豪と少し離れている状況だが、いち早く埋めていきたい。小林陵、高梨は中心で引っ張っていってもらいたい」と話した。(了) 【時事通信社】
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