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ファイザー飲み薬、承認審議=新型コロナ、リスク9割減―厚労省


 厚生労働省は10日、薬事・食品衛生審議会の専門部会を開き、米ファイザー製の新型コロナウイルス経口治療薬「パキロビッドパック(国内販売名)」の承認可否を審議する。了承されれば、厚労省は緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」で対応する方針。  飲み薬としては米メルク製の「モルヌピラビル」に次いで2例目。重症化リスクを9割減らす効果があり、オミクロン株にも有効とされ、政府は今月中の実用化を目指している。服用しやすい飲み薬が複数確保され、流通量が増えることで医療現場の負担軽減が期待される。  パキロビッドパックは、モルヌピラビルと同様にウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬。2種類の薬を併用する。米国では昨年12月に緊急使用許可が出ており、欧州でも今年1月に承認が勧告された。国内では同月に承認申請されていた。  重症化リスクのあるコロナ患者を対象とした臨床試験(治験)では、入院または死亡のリスクが、発症後3日以内に投与した場合は89%、5日以内だと88%減った。約30%減だったモルヌピラビルと比べ、高い効果が期待されている。  政府は、ファイザー社と今年中に200万人分を購入することで最終合意しており、承認後、速やかに約4万人分が納入される見通し。同薬は海外で「パクスロビド」と呼ばれている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕米ファイザー製の新型コロナウイルス経口治療薬「パキロビッドパック(国内販売名)」(同社提供)
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