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駐日チュニジア大使、独裁回帰を否定=TICAD、「ポストコロナ」討議


 チュニジアのエルーミ駐日大使は7日、時事通信の取材に応じ、首相解任や議会停止など昨年7月から続くサイード大統領の政権運営に強権的との批判が出ていることについて、「(大統領は)民主主義に向かう道のりを正している。独裁に戻ることはない」と反論した。日本が主導しチュニジアで8月に開催する第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に関しては、「ポスト新型コロナウイルスへの対応」が主要テーマになると明かした。  チュニジアは2011年に独裁政権が崩壊し、中東に民主化運動「アラブの春」を呼び込んだ。しかし、サイード大統領が権力集中を進め、「独裁回帰」との疑念が生じている。  これに対し、エルーミ大使は、新型コロナの感染拡大に対する当時の政権の機能不全を克服するため、「他の方法はなかった」と反論。憲法にのっとった措置だと説明した。また、サイード政権でワクチン接種などが進んだと述べるとともに、12月には総選挙を予定しているとし、「民主主義への歩みを続けている」と訴えた。  一方、TICAD8に向けて、「資金提供だけでなく、ノウハウの伝授が日本の(開発支援の)特徴だ。日本はアフリカの国々と伴走してくれる」と指摘。民間企業を含む日本のアフリカ進出に期待を寄せた。 【時事通信社】 〔写真説明〕7日、東京都千代田区の在日チュニジア大使館で、取材に応じるエルーミ駐日大使
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