小林陵、好感触〔五輪・スキージャンプ〕

　試技でトップに並ぶ１０６．５メートルを飛んだ小林陵。引き続き行われた予選でも、メダルの有力候補らしくきっちり上位の成績を残した。助走の安定感が増し、「きのう（公式練習）からぐんと動きが良くなった」と好感触を得た様子だった。 　今大会で初めて経験した張家口のノーマルヒルのジャンプ台は高く飛び出しにくく、難しいそうだ。風も有利な向かい風が強くなったかと思えば、突然弱くなったり、横から吹いたり。難条件にも不安は口にせず、「風の当たり外れは激しいが、そんなに考えずいいパフォーマンスができればいい」。６日の本戦へ向け、余裕のある表情で話した。（時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒル予選、小林陵侑の飛躍＝５日、張家口