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「防弾氷」に不安の声=芳家が負傷した硬質コース〔五輪・スノーボード〕


 北京五輪のスノーボード女子に出場予定だった芳家里菜(22)=STANCER=が3日のスロープスタイル公式練習で脊椎損傷を負い、大会に出場できなくなった。芳家はジャンプ台からの着地で転倒し、病院に搬送された。負傷との因果関係は不明だが、人工雪が低い気温にさらされ非常に硬くなったコースには安全面で不安の声も上がっていた。  女子スロープスタイルで五輪3連覇に挑むジェーミー・アンダーソン(米国)は2日の記者会見で、コースについて「大部分が人工雪だと思う。あまり理想的ではない」とコメント。硬いバーンを、防弾ガラスならぬ「防弾氷」と表現し、「絶対転倒したくない」と話していた。  スノーボードと会場を共有するフリースタイルスキー・スロープスタイル女子で2014年ソチ五輪代表の高尾千穂さんによると、費用がかかる人工雪で全てを賄うコースは主流ではない。北京五輪で審判を務める高尾さんは張家口で3季前に開催されたスノーボードのワールドカップ(W杯)を視察した際、ジャンプの着地で「『パーン』という銃声みたいな音がしてびっくりした」という。冷える時は氷点下20度に達する気温も手伝い、その硬さが際立っていた。  人工雪は暖かくなれば表面がざらつくなど、天然雪よりコンディションが変わりやすい面もあるという。風が吹くことが多い立地も厄介で、高尾さんは「スピードコントロールが難しいコースだと思う」と印象を語った。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕北京五輪のスノーボード・スロープスタイルが行われる張家口の雲頂スノーパーク(AFP時事)
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