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沖縄署巡査、制止時に警棒所持=バイク高校生との接触事故で


 沖縄県沖縄市の路上で高校生(17)が運転するバイクと県警沖縄署の男性巡査(29)が接触し、高校生が眼球破裂の大けがをした事故で、バイクの制止時に巡査が警棒を所持していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。県警は警棒の使い方が適正だったかなど、事故の詳細を調べている。  県警によると1月27日未明、巡査が沖縄市内で暴走族の警戒に当たっていた際、ヘルメットをかぶりバイクに乗った高校生を発見。職務質問のため警棒を持ってバイクを制止しようとしたが、止まらずに接触した。巡査は「一瞬のことでどこに接触したか分からない」と説明しているという。  警察官の警棒所持は、深夜のパトロールでは原則として許されている。県警は、警棒の付着物をDNA型鑑定し、入院中の高校生から経緯を聴いた上で、巡査の対応が適正だったか判断する。   一方、事故が発端で沖縄署に300人以上の若者らが集まり、石や瓶などが投げ付けられた騒ぎについても捜査しており、容疑者が特定されれば厳正に対処するとしている。(了)【時事通信社】
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