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5~11歳の接種審議=3月にも開始へ―ファイザーワクチン・厚労省


 厚生労働省は20日、薬事・食品衛生審議会の専門部会を開き、米製薬大手ファイザーが申請する5~11歳向け新型コロナウイルスワクチンの承認可否を審議する。厚労省は了承されれば速やかに特例承認する見通しで、3月にも小児への接種を始める。接種に努力義務を課すかどうかは、改めて審議するとみられる。  オミクロン株への置き換わりが進む中、国内の新規感染者数は連日、最多を更新。ワクチン未接種の小児にも拡大しており、今月5~11日に感染が判明した約4万人のうち、5.5%に当たる2238人は10歳未満だった。  小児用ワクチンは12歳以上向けとは別の製品で、接種量は3分の1。5~11歳の約2300人を対象とした昨年6月以降の臨床試験(治験)では、2回目接種後7日以降の発症予防効果は90.7%だった。日本小児科学会によると、米国で昨年11~12月に報告された副反応を疑われる報告のうち、約97.6%は重篤ではなかったとされる。  政府は小児用を含む1億2000万回分の追加供給契約をファイザー社と結んでいる。厚労省によると、小児用は2月に輸入が始まり、3月にも自治体へ順次配送し接種が始まる予定。  海外では一部で5~11歳への接種が始まっている。米国などは全員への接種を勧めているが、基礎疾患のある場合などに限定する国もある。(了)【時事通信社】
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