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打撃改造で挑む勝負の年=秋山、巻き返し期す―米大リーグ


 勝負の3年契約最終年へ―。米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手(33)が打撃改造に取り組んでいる。主力として期待された昨季は開幕直前に左太もも裏を痛めて離脱し、88試合の出場で打率2割4厘にとどまった。今季のキャンプに向けて「昨年と(チーム内の)立ち位置が違うから、開幕に合わせればいいというのは違う。早い段階からアピールする」と決意をにじませる。  「(昨季は)心が砕けそうでした」「いっぱい試合に出ること(が目標)」。自主トレーニング先の静岡県下田市で15日に行われた講演会で、少年野球チーム所属の小学生ら参加者の質問に対して率直な思いを語った。プロ野球でシーズン216安打の歴代最多記録を持つ好打者にとって、プロ入り後で最も悔しい1年だっただろう。  海を渡って2年。外野守備で高い評価を受けても、打撃でアピールしないとレギュラー確保は難しいと痛感してきた。「打順の役割が全体的になくなっている。(どの打順でも)しっかり打てないといけないし、遠くに飛ばさないといけない」。西武時代は25本塁打を放った年もあったが、メジャーではまだ1本もない。このオフは体重を増やし、強く振るための打撃フォームを固めている。  1年目の2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が約4カ月遅れ、昨年は故障に苦しんだ。今年は労使協定の改定交渉が難航し、現時点でキャンプの開始日は未定。一筋縄ではいかないシーズンの連続だが、言い訳はしない。「やることをやって、結果を出すことだけ目指してやるしかない」。全身全霊を懸けて巻き返しを図る。(了)【時事通信社】
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