１７歳川村「メダル取りたい」＝モーグル五輪代表が会見―北京五輪

　フリースタイルスキー・モーグルの北京五輪日本代表が１９日、オンラインで記者会見し、女子で１７歳の川村あんり（東京・日体大桜華高）は「スキーを始めた時からずっと憧れていた。自分が持っているものを全て出して、メダルを取りたい」と抱負を語った。 　今季はワールドカップ（Ｗ杯）で初勝利を含む３勝を挙げ、種目別１位につける。安定したターンが持ち味の金メダル候補は「かなりいい滑りができている。自信はある」と胸を張った。 　男子の堀島行真（トヨタ自動車）は今季Ｗ杯３勝。五輪前の全９戦で表彰台に上がり、「メダル獲得が最低限の目標。準備はしっかりできた」と納得の表情を見せた。銅メダルだった前回平昌五輪の後、競輪との「二刀流」に挑戦してきた原大智（日本スキー場開発ク）は「諦めかけていたけど、戻って来られてほっとしている」と話した。 　城勇太ヘッドコーチは「男子は金、女子はメダル獲得を目指して頑張っていきたい」と述べた。　（了）【時事通信社】