starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「楽しく最高のレース」=福士、笑顔でラスト駅伝―都道府県女子


 今月限りで現役を引退する福士加代子(ワコール)は必死に都大路を駆け抜け、28位でゴール。周囲からの大きな拍手に満面の笑みを浮かべ、「いい走りができずに三つも順位を落としたのに、みんな温かい。ちょっと感動した」と喜んだ。  長距離とマラソンで五輪に計4大会出場するなど、女子の陸上界をけん引し続けた39歳。一世を風靡(ふうび)した中央競馬の名馬、ディープインパクトと同じ誕生日(3月25日)で、「私もレースで感動させる」と明るく笑い、走り続けた。  最終9区では2004年に、今も残る30分52秒の区間記録をマーク。同じ区間で今回は34分3秒でも、満足感はひとしおの様子だ。「一番成績は悪かったけど、楽しくて、最高のレースだった」  自身のラスト駅伝は、故郷青森から出場。「40番台でたすきをもらうつもりだったのに、まさか20番台(25位)なんて。みんな本当に速かった」と若い選手の頑張りに感激。福士も踏ん張り、青森にとって2014年以来となる20位台を守った。  大島健治監督は「レース前に『福士にしっかりたすきを渡せ』と言っていたが、その通りになった」。チームにもたらしたベテランの多大な影響力に、感慨深げだった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕笑顔でゴールに向かう青森のアンカー福士加代子=16日、たけびしスタジアム京都 〔写真説明〕レースを終え、花束を手に笑顔を見せる青森のアンカー福士加代子=16日、たけびしスタジアム京都
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.