キャンプ有観客、方針通り＝２万人以下で自治体と合意―コミッショナー

　プロ野球の斉藤惇コミッショナーは１１日、サッカーＪリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」後の記者会見で、２月１日からの春季キャンプについて、現時点では観客を入れて実施する方針を明らかにした。 　開催地の各自治体とは昨年末に、大声を出さないことなどを条件に２万人以下の有観客で行うことで合意しているという。多くの球団がキャンプを予定している沖縄県は感染の急拡大により、９日から今月末まで「まん延防止等重点措置」が適用されている。 　今後の状況次第だが、斉藤コミッショナーは「急きょ、自治体から変更したいという声が出ているわけではない。これまでの経験を生かし、感染対策をしっかり取っていく」と述べた。キャンプ中に選手らが受ける検査は、現時点で計画している週１回から２回程度に増やすことを検討する。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕プロ野球の斉藤惇コミッショナー＝２０２１年１２月、東京都港区