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「金メダル候補」の自覚=小林陵、2度目大舞台―ジャンプ男子・北京五輪1カ月前


 伝統のジャンプ週間で2度目の総合優勝を果たし、王者の風格が漂う。ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(25)=土屋ホーム=が金メダル候補として2度目の五輪に臨む。  2018年2月の平昌五輪ではチーム最年少の21歳で、「右も左も分からないまま臨んであっという間に終わった」と言う。ノーマルヒルで7位、ラージヒルで10位。直後の18~19年シーズンに飛躍し、日本男子初のワールドカップ(W杯)総合王者となった。「前回と違うのは、メダルを期待される選手として出るということ。目標は金」と断言する。  昨季は新型コロナウイルスの影響で夏場に海外へ行けず、ジャンプの感覚もしっくりこなかった。それに比べ、夏の海外遠征から納得のいく準備ができた今季ははるかに状態が良い。「いろんなジャンプ台を飛べて、常に新鮮な気持ちでトレーニングできたのは大きい」。スキー板などの道具の調整も抜かりなく進められたことが、W杯での好成績に表れている。  安定した助走姿勢と力のロスが少ない踏み切り、飛び出してすぐに完成する美しい飛行姿勢。世界のライバルたちも注目する完成度だ。北京のジャンプ台は本番で初めて飛ぶことになるが、不安はない。「見た目が派手な台なので、すごく楽しみ」。精神面でも余裕を感じさせる。  この4年間で日本のエースに成長した。大観衆を集め、多くのスポンサーがつく欧州の大会を知るだけに、日本のジャンプ界を盛り上げたいという思いが強い。五輪での活躍が日本でのジャンプ人気向上につながると信じて大舞台へ向かう。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ週間総合優勝を果たした小林陵侑=6日、オーストリア・ビショフスホーフェン(EPA時事)
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