青森山田が３度目Ｖ＝３大会ぶり、大津に４―０―高校サッカ

　サッカーの第１００回全国高校選手権は１０日、東京・国立競技場で決勝が行われ、青森山田（青森）が大津（熊本）を４―０で下し、３大会ぶり３度目の優勝を遂げた。昨夏の全国高校総体、高円宮杯Ｕ１８プレミアリーグ東地区に続く三つ目のタイトル獲得となった。 　４大会連続で決勝に進んだ青森山田は序盤から押し込み、前半にセットプレーなどから２点を先取。後半も松木主将らの得点で熊本県勢初の頂点を狙った大津を突き放した。 　国立競技場での決勝は第９２回大会以来８大会ぶりだった。　 　◇優勝校の横顔 　青森山田　１９１８年創立の青森市にある中高一貫の私立校。サッカー部は７０年創部。全国高校選手権は２５年連続出場で、２０１６年度に初優勝。１８年度も制した。全国高校総体は０５年、２１年に優勝。主なＯＢに柴崎岳（レガネス）、室屋成（ハノーバー）。テニスの錦織圭、卓球の福原愛さん、水谷隼さんも卒業生。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、先制ゴールを決める青森山田の丸山（右手前）＝１０日、東京・国立競技場