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「トリプルコーク」で挑む金=平野歩夢、東京五輪から半年―スノーボード・北京1カ月前


 東京五輪からわずか半年。平野歩夢(TOKIOインカラミ)はスケートボードからスノーボードに乗り換え、3度目の冬季五輪へ向かう。  「自分にとって特別なオリンピックになる。大きいチャレンジだと思う」。男子ハーフパイプでソチ、平昌で2大会連続の銀。8日に米カリフォルニア州で行われた今季ワールドカップ(W杯)第2戦を制して波に乗り、北京では悲願の金メダルを狙う。  2018年秋、東京五輪を見据えスケートボード挑戦を表明した。20年秋から再びスノーボードに戻る予定だったが、東京大会の1年の延期でプランは狂った。結果的に北京までに残された本格的な準備期間は半年に。「今まで以上に短い時間で調整しなければならない。僕も初めての経験」と戸惑いを隠せない。  それでもブランクを感じさせない、さらに強くなった姿で戻ってきた。昨年12月のW杯初戦で4位に入り、まずは北京五輪の派遣基準を満たした。そして、1週間後にトッププロが集まるデュー・ツアーで世界を驚かせた。「難易度のレベルがマックスまで達している」という「トリプルコーク(縦3回転)」を入れた技を、公式の大会で史上初めて成功させた。その後に転倒があり最終結果は5位だったが、インパクトは強烈だった。  ハーフパイプは技のレベルが年々上がり、北京では「トリプルコーク」が勝負を分けるとされる。平野歩は世界トップクラスの実力と、時代の先頭を走っていることを証明した。  東京五輪では冬季五輪とは違う景色を見て、これまでにない経験になったという。「誰かと戦うというより、自分がどこまでいけるのかという挑戦」。迷いなく大舞台に挑む。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕W杯開幕戦の予選に臨む平野歩夢=2021年12月9日、米コロラド州カッパーマウンテン(ロイター時事)
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