阿部詩「去年よりいい年に」＝日体大勢が五輪パラ報告会

　昨夏の東京五輪柔道女子５２キロ級で金メダルを獲得した阿部詩らが７日、東京都内で行われた日体大の五輪・パラリンピック報告会に出席した。阿部詩は「去年より、さらにいい年にできるように努力していきたい」と新年の抱負を語り、兄で卒業生の柔道男子６６キロ級金メダリスト、一二三（パーク２４）も「成長してパリ五輪に向け結果を残していきたい」と述べた。 　ボクシング女子フェザー級を制した入江聖奈は「（卒業後の引退を決めており）現役はあと１年だと思うけど、競技をしている間はいい結果を報告したい」。パラリンピックのバドミントン男子シングルスで優勝した梶原大暉らも出席した。 　北京冬季五輪・パラリンピックの激励会も兼ね、スピードスケート女子の高木美帆（日体大職）が「東京五輪・パラでは刺激を受けた。私も北京で次につなげられる結果を残せるよう、全身全霊で頑張りたい」とビデオメッセージを寄せた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕日体大の五輪・パラリンピック報告会に出席した柔道の阿部詩（中央）、阿部一二三（前列右）ら＝７日午後、東京都千代田区