大野、パリ狙うかは「秘密」＝ウルフは春に実戦復帰―柔道

　柔道日本男子の強化合宿（東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンター）に参加している東京五輪の金メダリスト３人が７日、オンラインで今後の抱負を述べた。 　連覇を達成した７３キロ級の大野将平（旭化成）は「この合宿は久々の緊張感を味わうにはいいタイミング。心が燃えてくるのか、変化を待ちながらやっていく」と話した。２０２４年パリ五輪を目指すかどうかは、「秘密。ゆっくり見守ってくれるとありがたい」と明言を避けた。 　１００キロ級のウルフ・アロン（了徳寺大職）は春の試合復帰へ向けて本格的な練習を再開する意向で、「脂肪を落とし、五輪以上の体にする」と意気込んだ。 　８１キロ級の永瀬貴規（旭化成）は８月の世界選手権（タシケント）出場を目標に掲げ、「パリに向けていよいよ始まっていくのだ、という気持ち」と語った。　（了）【時事通信社】