田中、世界へ意欲＝全日本総合バドミントン

　日本Ａ代表が不在の男子シングルスは、田中が若手同士の決戦を制した。 　第１ゲームは会場に流れる風に対応できず、ミスを多発して落としたが、２ゲーム目以降は持ち直した。「思い切ってプレーできないまま終わってしまうのは後悔する」。得意の強打を積極的に放ち、日本一のタイトルを物にした。 　将来を期待される２２歳は、２０２４年のパリ五輪を見据える。「金メダルが目標。それに向けて、小さな国際大会で優勝していきたい」。世界に挑んでいく意欲を見せた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕男子シングルス決勝でプレーする田中湧士＝３０日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ