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相馬、濃密な一年=五輪とクラブで躍動―J1名古屋


 J1名古屋のFW相馬勇紀は今年、濃密なシーズンを送った。所属クラブとU24(24歳以下)代表戦を合わせた出場試合数は60。J1のチームに通年で在籍した日本選手では最多の数字だ。  「一番試合をした。目標だった東京五輪にも出場できた。疲れはあるが、やり切れた。大きな一年」。私生活でも5月に結婚した24歳は充実感をにじませる。  東京五輪には全6試合に出場し、4強入りに貢献。1次リーグのメキシコ戦では鋭いドリブルからPKを獲得するなど見せ場をつくった。「瞬発力やパワー、1対1は世界でもやっていける」と手応えを得た。  同時に課題も痛感。「クロスの精度やスペインのアセンシオが(日本との)準決勝で(ゴールを)決めたような決定力。口に出すのは簡単だが、それが試合を分ける」。差を埋めるために、日頃の練習から得点への意識をより高く持つようになったという。  アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場に伴う隔離生活や連戦もあったが、J1リーグ戦3位の8アシストをマーク。ルヴァン杯初制覇にも貢献した。「どんな状態でも戦うのが自分のスタイル。代表選手には連戦の宿命がある」。強い精神力で、大きなけがもなく戦い抜いた。  オフもつかの間、年明け1月のウズベキスタン戦に臨むA代表に招集された。「武器であるスピード、パワーを生かして、とにかく結果にこだわりたい」とコメント。意気込むには理由がある。「(五輪は)4位という悔しい結果だった。だからこそ、次はワールドカップ(W杯)を目指したい」(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪の1次リーグ、メキシコ戦の前半、クロスを入れる相馬勇紀(右)=7月25日、埼玉スタジアム
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