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消火栓扉に細工か=容疑者宅メモに「塗る」―大阪ビル火災・府警


 大阪市北区の雑居ビル放火殺人事件で、ビルの消化栓の扉に何かを塗るなど細工した形跡があることが21日、捜査関係者への取材で分かった。火を付けた疑いが持たれている職業不詳谷本盛雄容疑者(61)が住んでいたとみられる住宅からは、「消火栓を塗る」などと書かれたメモが見つかっていた。大阪府警天満署捜査本部は、扉を開けにくくする細工だった可能性もあるとみて、詳しい成分を調べている。   火災はビル4階の「西梅田こころとからだのクリニック」で発生。谷本容疑者は受付近くで紙袋二つを蹴り倒し、漏れ出た液体に火を付けた疑いが持たれている。  捜査関係者によると、ビルに設置された消火栓の扉に、何かが塗られたような形跡が確認された。事件当日の朝には、非常階段につながる扉に外から粘着テープが貼られているのをクリニックのスタッフが見つけ、はがしていたことも判明している。院長の西沢弘太郎さん(49)が事件前、妻に伝えていたという。  ビル火災の約30分前には、谷本容疑者の住宅でぼやが発生。火元の近くからは、「消火栓を塗る」「放火殺人」などと書かれた手書きのメモや、2019年に36人が亡くなった「京都アニメーション」放火殺人事件などの新聞記事も見つかっている。  谷本容疑者は、約1カ月前にこの住宅で暮らすようになったとされ、記事などは持参してきたとみられる。府警は京アニ事件などを参考に、ガソリンを使う手口を模倣した疑いもあるとみて調べている。(了)【時事通信社】
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