渡辺、納得の滑り＝全日本ショートトラック

　平昌五輪に続く２大会連続出場を目指す渡辺は男子５００メートルで２位に入り、「あすにつながるレース」と納得した。１５００メートルは準決勝で前の選手の転倒に巻き込まれる不運もあって１３位。「気持ちも体も切り替えた」という５００メートルは、しっかり氷を捉える滑りだった。 　調子は上向きで、「ここ最近苦しんでいたが、少し前から力を出せそうな感覚を持ち始めた」と言う。残り１枠の北京五輪代表は今大会終了後に発表される。１０００メートルがある最終日に向け、「自分の力を出せば、いい結果はついてくる」と力を込めた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕男子５００メートルで２位になった渡辺啓太（中央）＝１８日、丸善インテック大阪プールアイススケート場