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カギ握るランプレー=王者関学大、挑む法大―甲子園ボウル


 アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第76回甲子園ボウルが19日に甲子園球場で行われる。4連覇が懸かる関学大(西日本代表)と15年ぶりの優勝を目指す法大(東日本代表)が対戦する。決勝での両校の激突は2012年以来8度目となり、過去の対戦成績は3勝3敗1分けと互角。総合力で優位とみられる関学大に法大がどう挑むのか、注目される。  ともにラン攻撃を軸に勝ち上がってきた。甲子園ボウルでも「地上戦」がカギを握りそうだ。  関学大は関西リーグ最優秀選手の前田公、斎藤の強力なRB2人がチームをけん引する。OL陣らのブロックも巧み。時には本来RBの選手をQBの位置に置く隊形を用いて、ランで突破を図る。パス攻撃ではQB鎌田の強肩が光る。宿敵の立命大と争った西日本代表決定戦で25ヤード以上のパスを5度通した。  法大は関東リーグ最優秀選手のRB星野が攻撃の中心。ラン、パスレシーブともに優れ、同リーグの日大戦ではTDパスも投げた万能タイプだ。RBには他にも宮下、新井ら実力のある選手がそろい、充実している。  最近10年は東日本勢が1勝9敗と苦戦している。法大の主将、LB太田は「意識はしていない。自分たちのプレーをして勝ちたい」と意気込む。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕甲子園ボウルでの健闘を誓う関学大の青木勇輝主将(左)と法大の太田成哉主将=6日、兵庫県西宮市の甲子園球場
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