オリックス杉本、５倍の７０００万円＝本塁打王のタイトル獲得―プロ野球・契約更改

　オリックスの杉本裕太郎外野手（３０）が１６日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、５６００万円増で今季の５倍となる７０００万円でサインした。「（金額が）上がり過ぎて、ニコニコではんこを押しました」と喜びを隠せなかった。 　昨季までのプロ５年間で９本塁打だったが、今季は３２本塁打でタイトルを獲得。打率も３割１厘で大台に乗せた。「本塁打王は夢見たタイトル。戦力外（通告）の時期になると、いつも電話を気にしていた。こんな気持ちになったのは初めて」と実感を込めた。 　４年ぶりに米大リーグから復帰した平野佳寿投手（３７）は５０００万円増の２億円で更改。今季途中から守護神として２９セーブを挙げた。（金額は推定）。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕契約更改交渉後の記者会見を終え、笑顔で「昇天」ポーズを取るオリックスの杉本＝１６日、大阪市（代表撮影）