starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

オウム立ち入り、過去最多=「アレフの活動不透明」―監視を強化・公安庁


 オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」などの教団施設に対する公安調査庁の今年の立ち入り検査回数が38回に上り、2000年の観察処分開始以降、最多となったことが16日、同庁への取材で分かった。同庁の担当者は「アレフの活動実態が不透明さを増しており、監視を強めている」と話している。  団体規制法に基づく教団への観察処分は00年1月に決定し、関連施設への立ち入り検査が可能になった。現在、アレフに加え、分派した「ひかりの輪」と15年に独立した「山田らの集団」の計3団体が対象となっている。  同庁によると、立ち入り検査はこれまで17年の計32回が最多だったが、今年はこれを上回り、北海道や福岡など13都道府県にある3団体の延べ43施設に計38回実施(12月15日時点)。このうちアレフは31回で、約8割を占めている。  団体規制法は活動実態に関する報告を3カ月ごとに義務付けているが、アレフは昨年2月以降、本来必要な収益事業の資産や出家信者の階級などの記載がない報告書を提出。今年5月からは報告書を提出しなくなり、再三の指導にも応じなかった。  懸念を強める同庁は10月、活動を制限する再発防止処分を初めて公安審査委員会に請求。その後、報告書は提出されたが、収益事業の資産などは記載されておらず、同庁は立ち入り検査などを通じて実態把握を進めている。 (了) 【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.