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最愛の妻のためにタージマハル、インド人実業家がレプリカ建設


【ブルハンプルAFP=時事】愛と歴史を重んじるインド人実業家が、世界でもっとも有名な夫婦の「愛の記念碑」をまねて、最愛の妻のためにタージマハルのレプリカを建てた。(写真はインド中部マディヤプラデシュ州ブルハンプルで、タージマハルのレプリカの前で見学に来た子どもたちと写真撮影をするアナンド・プラカシュ・チョクシーさん) 本物は、17世紀にムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、出産が原因で死亡した妻のムムターズ・マハルの霊廟(れいびょう)として建設した。 アナンド・プラカシュ・チョクシーさん(52)がレプリカを建てたいきさつに悲劇的なエピソードはない。妻は健在で、建設プロジェクトの相談にも乗った。 「妻の唯一の要望は、瞑想(めいそう)室だった」とチョクシーさんはAFPに話した。「妻によれば、建物のドームの影響で環境が変わり、ポジティブなエネルギーがたくさん生じるそうだ」 本物は首都ニューデリーの南方アグラにあるが、レプリカは800キロ離れたブルハンプルに建てられた。 レプリカの大きさは本物の約3分の1で、建築期間は本物よりも十数年短い3年だった。費用は1500万ルピー(約2300万円)かかった。 「タージマハルに使われたものと同じマクラナ産の大理石を使った」とチョクシーさんは明かした。 メインドームの上にインド国旗を掲揚し、建物を囲む四つのミナレット(塔)にはインドの信者数上位4宗教のシンボルを入れる計画だ。 チョクシーさんは「平和と宗教間の調和のメッセージを伝えたい。どこも憎しみがあふれているが、愛は人生のすべての問題を解決する。タージマハルはその象徴だ」と話した。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕(2021/11/29-13:31)
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