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ロヒンギャの人たちに起きたことと、 難民キャンプの子どもたちの現状を伝える絵本 『ぼくたちのことをわすれないで  ロヒンギャの男の子・ハールンのものがたり』 2024年6月20日(木)発刊


株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、世界難民の日の20日である2024年6月20日に、絵本『ぼくたちのことをわすれないで ロヒンギャの男の子・ハールンのものがたり』(由美村嬉々・作/鈴木まもる・絵)を発刊します。

迫害を受けるミャンマーのロヒンギャの人々を描く
ミャンマーのラカイン州にくらす少数民族、ロヒンギャの人たちは、2017年8月に大規模な迫害を受け、今も約100万人が難民キャンプで暮らしています。

本書は、国に帰ることができず、難民キャンプを出ることもできず、将来の夢を描くこともできない。そんな苦しく悲しい生活をおくる一人の少年・ハールンの目線から、ロヒンギャ難民の子どもたちの現状を伝える絵本です。

ハールンたちにとって希望の光となる「学校」を作ってくれたのは、日本に暮らす、ひとりのロヒンギャ男性、アウンティン氏でした――。

【あらすじ】

ミャンマーで家族と共に平和に暮らしていた男の子・ハールンは、ある晩、火事に気づいて目を覚ましました。武器を持った男たちが村を襲ったのです。

命からがら家を飛び出したハールンは、隣家のラヒームおじさんといっしょに三日三晩歩き続け、国境となるナフ川を渡って隣の国バングラデシュにたどりつきます。

両親とはぐれ、悲しみにくれるハールンですが、難民キャンプに学校ができたことで笑顔を取り戻します。その学校は、日本でくらすロヒンギャ男性、アウンティン氏が私財で建てたものでした――。

【本書の特色】

1) 『バスが来ましたよ』の由美村嬉々さんと、『火の鳥 いのちの物語』の鈴木まもるさんがおくる、平和を考える一冊。

2) 「学ぶことが平和を築く。子どもたちは未来を照らす灯り」というアウンティン氏の想いと、現在も難民キャンプで辛い生活を送る子どもたちを忘れないでほしい、という著者の願いが込められた一冊。

3) 巻末に、長年ロヒンギャを撮影している写真家・新畑克也氏の写真と、根本敬・上智大名誉教授(ビルマ近現代史)による解説つき。

4) 裏表紙にSDGs公式ロゴマーク掲載(4. 質の高い教育をみんなに/16. 平和と公正をすべての人に)

【本書の概要】
書名   : ぼくたちのことをわすれないで ロヒンギャの男の子・ハールンのものがたり
発売日  : 2024年6月20日
販売場所 : 全国書店・インターネット書店
定価   : 1,650円(税込)
体裁   : A4変型判/36ページ
ISBNコード: 978-4-333-02924-2

(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)

※出典:プレスリリース
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