店頭まわりのリニューアルだけに留まらない、売上好調の理由は何なのか?
ヨーク・デリのメディア試食会を、取材しました。
この連携により、生産性の向上や季節感など、こだわりに沿った商品開発ができるのだとか。
そんなピース・デリとのシナジーが生み出す、ヨーク・デリのお惣菜をご紹介しましょう。
●生姜醤油香る!鶏もも唐揚げ毎日食べても飽きのこない優しさを意識して、玉ねぎと3種類の醤油をブレンドし、隠し味に白ワインも使用。
にんにく不使用ながらしっかりした味付けなので、家族みんなが食べやすくなっています。お弁当に入れてもにんにく臭くならないのがいいですね。
1粒が大ぶりサイズという点も魅力で、食べ応えもバツグンです。
●牛肉の旨み!ほっこり肉じゃが肉じゃがの調理工程は、「毎朝、ピース・デリ工場で昆布・鰹節・鯖節のダシをとるところから」始まるそう。
ダシの味がしっかりしみこんでおり、常温でも温めてもどちらでもおいしくいただけるのが特徴です。
じゃがいもの選び方にもこだわりがあり、その時期に最適なじゃがいもの種類を選ぶ、いわゆる産地リレーを行っているそうです。
●「秋薫る!栗紅鮭きのこご飯弁当」、「秋の味覚!栗ご飯弁当」こだわり抜いた季節の食材をたっぷり使用し、旬を存分に堪能できるお弁当類も魅力。
具材の仕入れはもちろん、タレやソースなどの調味料もピース・デリで内製しているというこだわりようです。
8月下旬から販売されている「栗紅鮭きのこご飯弁当」は、想定の120%も売れているそう。
大粒の栗がゴロゴロ入った「栗ご飯弁当」は、10月1日発売。
工場で朝からとったダシを使った栗の炊き込みご飯で、やさしいダシの旨みも楽しめました。
「ヨーク・デリ」のコンセプトは、『「毎日食べたい」おいしさ。』とのこと。
今後は2025年度中に、イトーヨーカドーでの商品数を現在の270から300アイテムにまで拡大をしていくそうです。
旬と家庭料理へのこだわりが詰まったヨーク・デリ。好評の理由が納得できる「たしかなおいしさ」がここにありました。