趣味の領域のアクセサリー製作から一つ上のハードルを目指すとなると、溶接技法のろう付けやハンダ付けなどが必要です。それらの技術を駆使して作る技法が日本の伝統技術「よせもの」。
手芸に該当するアクセサリー教室や、本格的なジュエリー教室などはありますが、工芸としてのアクセサリー(コスチュームジュエリー)を作る「よせもの」教室は世界で初めて※となります。
※当社調べ
しかし、キャストという溶けた金属を流して量産することが出来る技術が発達したことにより、「よせもの」技術は衰退していくことになりました。
必要のない技術なのか?と、思われますが、「軽さ、繊細さ、輝き」を表現しやすいことと、小ロット生産に向いている技術なので、舞台やダンス、結婚式のティアラなど、特殊な場面では今も必要な技術です。
【ものづくりの街2k540に、4月1日(月)、開校。販売と教育の連動】
「よせものデザインスクール|ヨセモSTUDIO」は、JR山手線、秋葉原駅と御徒町駅の間の高架下に日本のものづくりを手掛けるブランドが約50店舗集まる人気の施設2k540に、2024年4月1日に開校します。
「よせものデザインスクール」を運営するアトリエ・エイトのオリジナルブランド[MASAAKi TAKAHASHi]もこの施設に旗艦店を構えており、販売と教育の連動を考えています。
【文化服装学院ジュエリーデザイン科での指導カリキュラムを導入】
作家の高橋 正明は、2018年から文化服装学院ファッション工芸専門課程ジュエリーデザイン科の授業の一つ「メタルワーク」で、「よせもの」技術を基礎としたコスチュームジュエリー製作を学生たちに指導しています。
この5年間で培われたカリキュラムと指導方法を元に、新しいスクールを作り上げています。
【体験、趣味、ブランド設立。目的に応じたクラスを準備】
「ろう付け」「よせもの」ってどんなもの!と言う方は、気軽に体験できるワークショップクラス。
アクセサリー作りが大好き!と言う趣味を目的とした方は、課題作品を作るホビークラス。
「よせもの」の知識や技術をしっかり学ばれたい方には、デザイナーや職人、作家、ブランド設立を目指すディプロマクラス。
ニーズに合わせた様々なカリキュラムを準備しております。ホビークラス、ディプロマクラスは5月以降のスタートとなります。
【旅の思い出が自宅に届く。国内観光、インバウンドにも対応】
「よせもの」の神髄でもある「よせ」という作業を体験するワークショップ「よせ体験」では、金属パーツを寄粉(よせこ)と呼ばれる泥の上に並べてデザインするだけで、難しい溶接作業は職人に任せ、完成品が自宅に届く新しい形のワークショップです。
海外の方でも、母国にお届けすることも可能です。もし、これが本物の宝石や貴金属であれば、関税がかかりますが、素材が真鍮やクリスタルガラスなので、関税が無くほとんどの国に送ることが可能です。
イメージとしては陶芸の里で絵付けをして、後日、完成品が送られてくるものに似ています。旅の思い出だけでなく、お母様やお友達、恋人へのサプライズプレゼントとしても喜ばれると思っています。
基本となるデザインの型があるので、その通りに並べるだけであとは完成を待つだけ
オプションで石数を増やしたり、クリスタルガラスの色を選ぶことも可能です。
【「よせものデザインスクール」について】
教室名 : ヨセモSTUDIO
所在地 : 東京都台東区上野5-9-10 2k540内 G-4
開校 : 2024年4月1日(月)
・ワークショップクラス 4月スタート
・ホビークラス 5月スタート
・ディプロマクラス 6月スタート
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)
※出典:プレスリリース