調査結果によると、約9割の保護者が「子供の外遊びは大切だと思う」と回答。一方で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、外遊びの機会やデジタルデバイスの利用時間の変化もあったことがわかりました。
調査方法 : インターネットリサーチ
調査期間 : 2022年10月20日~10月23日
調査対象 : 東京都在住の3歳から12歳(小学生)のお子様がいる保護者
有効回答 : 500サンプル
まずは、保護者や子供たちが、外遊びについてどのように考えているかを聞いてみました。保護者は、外遊びは大切だと思いますか?という問いに対し、「大切だと思う」という回答が68.8%になり、「どちらかといえば大切だと思う」を合わせると、92.2%になりました。
また、子供たちにも外遊びが好きかと聞いたところ、全体では88.4%が好きと回答しており、遊び方が多岐にわたってくる小学校高学年でも79.5%が「外遊びが好き」と回答しました。
では、保護者は子供たちにとって外遊びにどんな効果があると考えているのでしょうか?
最も多かったのは、直接的な効果である「体力・運動能力が向上する」で、どの年代でも8割以上の支持を得ました。
外遊びの機会は減少傾向にあり、デジタルデバイスの利用時間は増加傾向にあります。
外遊びの機会が減っている割合は、「どちらかといえば減っている」を合わせて43.6%で、デジタルデバイスの利用時間が増加している割合は、「どちらかといえば増えている」を合わせて58%という結果でした。
おうち時間のバランスも徐々に変化していく中で、各家庭に適したバランスで外遊びの時間とデジタルデバイスの利用時間を見つけていければよいですね。
最後に、保護者が子供との遊びに関する情報収集で参考にしているものを聞いてみました。
オンラインでの情報収集と、リアルでの情報収集、どちらもバランスよく行なっている傾向にありますが、最も参考にしているのはYouTubeという結果になりました。
子供のデジタルデバイスの利用時間に、一緒に楽しめるYouTube動画があれば、親子で楽しめて良いですね。
東京都は、子供同士や家族が外遊びを楽しむきっかけとなる動画「そとあそびずかん」を配信しています。
楽しく体を動かして、健康的な体を手に入れましょう!
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※公式サイト
https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/suru/hajimeru_sotoasobi_zukan/index.html