本日11月1日は「低 GI の日」! みなさんは、低GIを意識した食生活ができていますか?
日本Glycemic Index研究会はこの秋、血糖値の上昇を示すGI値を“いい指標”として「いい」の語呂合わせの「11月」、「指標=Index」の「I」の語呂合わせの「1日」を組み合わせ、11月1日を「低GIの日」として定めました。
ついつい食べ過ぎてしまいがちな食欲の秋に、今話題の低GI食品を摂って血糖値を上手にコントロールしましょう。
GI値とは、食品に含まれる糖質の吸収度合いによる食後の血糖値(血中の糖度)の上がり方を示す指標で、“グライセミック・インデックス(Glycemic Index)”の略称です。食後2時間までの血糖値の測定結果を用いて算出されます。
血糖値の上がり方は食品によって異なり、血糖上昇のグラフにより示される血糖上昇の度合い(GI値)が70以上を「高GI」、56〜69を「中GI」、 55以下を「低GI」として、3つに大別されています。
GI値が低いほど血糖値が穏やかに上昇するため、糖尿病など血糖値を意識することの多い医療分野や、血糖値のコントロールが重要なダイエット分野で注目されています。
たとえば主食は精白されていないもの(玄米や麦ごはん)を選ぶこと、次の食事の血糖値上昇をゆるやかにしてくれるセカンドミール効果をもつ食物繊維の多い食材を選ぶこと。
また、野菜を先に食べるベジファーストの実践、30回噛むこと、牛乳や乳製品をプラスすること、消化を遅らせる働きが期待できるお酢(酸味)を追加することなどが挙げられます。
長時間食事をしない「欠食」によって血糖値が上がりやすくなることがわかっており、3食きちんと食事をすることや、意外なことに「間食」をすることも重要だそうです。
もちろん間食にも低GI食品がおすすめです。たとえば高カカオチョコレート(※)には食物繊維や良質の油が豊富に含まれており、仕事の合間に手軽に食べることができることもポイント。忙しい現代人には最適な低GI食品といえるでしょう。
(※株式会社明治が2019年1月に「チョコレート効果72%」「チョコレート効果86%」は低 GI食品であると発表)
「じゃがいも、にんじん、餅巾着のお餅という3種類のおでんの具と、高カカオチョコレートではどちらがGI値が高いか?」というクイズでは、高カカオチョコレートが29に対してじゃがいもが78、にんじんが39、餅巾着が101と、おでんの(※)具がいずれもGI値が高く、高カカオチョコレートのGI値が低いという結果に。
((※)おでんの具は、おでんとして調理をする前の食材のGI値となります)
この結果に、「高カカオチョコレートがこんなに低GIだと知らなかった」と、上島さん。肥後さんも、「今までGI値を気にしてこなかったが、年齢もあるのでこれから意識していきたい」と驚いた様子で語りました。
また、マギーさんも「スタイルを維持するために避けている人も多いチョコレートですが、高カカオのものなら低GIで罪悪感もなく、おいしく健康にも良いので積極的に食べて欲しい」とコメント。自らもよく高カカオチョコレートを食べていることを明かしました。
この期間にイトーヨーカドー四街道店では、ミックスナッツ、アーモンド、玄米、そばなどといった低GI食品の特設売場が開設。手軽に低GI食品を購入することができます。お近くにお住まいの方はぜひ一度、低GI食品を手に取ってみてください。
低GIを意識した食生活実現のためには、低GI食品にどんなものがあるかを知ることが大切です。血糖値をコントロールして健康に良い食生活を送るために、まずは手軽に取り入れられる低GI食品を選ぶ「低GI習慣」をはじめてみてはいかがでしょうか。