近頃、「新ジャンル(第3のビール)」カテゴリーにおいて、高アルコールの商品への注目度が高まっています。そこで、生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、2018年の飲料トレンドとして、「高アル新ジャンル」(高アルコール新ジャンル)に注目。缶入り高アルコール飲料に関する意識・実態調査の結果をレポートしました。
まず、「現在、缶入り高アルコール飲料が増えていると思いますか?」と聞いたところ、77%が「そう思う」と回答。また、同じく「人気を集めていると思う」と答えた人も65%と約7割にのぼっており、すでに多くの男性が、缶入り高アルコール飲料への注目度の高まりを実感しているようです。また、「缶入り高アルコール飲料を飲んだことがありますか?」という質問では、81%と大多数が「ある」と回答。さらに、飲用経験者のうち、29%が「よく飲んでいる」、46%が「何度か飲んだことがある」と答えており、すでに世の中に定着しつつある様子がうかがえます。
北森さんによると、高アルコール飲料が人気を集める背景には、価格に対する期待以上の“満足感”の高さがあるといいます。アルコール度数が高めの商品は、味が濃く感じられたり、飲みごたえがあったりするので、飲んだときの“満足感”がアップしやすいのだそう。さらに新ジャンルは、ビールなどと比べてもともと値段が安いこともあり、価格に対する期待以上の満足感を得やすいそうです。
今後はさらに消費者の満足を追求した商品が、高アル新ジャンル市場を制していくことが考えられるそう。コスパや飲み応えを重視するアルコール飲料ファンには嬉しい限りですね。
2018年はどんな「高アル新ジャンル」商品が発売されるのか、ぜひ新商品にもご注目ください。
【参考】
※トレンド総研
http://www.trendsoken.com/